日本酒は、日本人にとってどんな存在なのでしょうか?
日本酒は、お米で造るお酒です。
お米で造るお酒は、縄文時代に始まっていたようですから、
日本酒のルーツは縄文時代から造られていたといっていいでしょう。
2000年以上、日本のお酒、日本人のお酒として、
日本酒は造られ、そして飲まれてきました。
日本人にとって「さけ」といえば日本酒のことであり、
日本の「国酒(こくしゅ)」は日本酒でした。
フランスにワインがあり、
ドイツにビールがある。
そして日本には日本酒があります。
日本酒を知らない日本人はいないでしょう。
日本酒を見たことのない日本人、
日本酒って聞いたことがないという日本人はいないでしょう、今はまだ。
しかし、ビール、ワイン、焼酎、ウィスキー、
はたまた発泡酒、チューハイ・・・
お酒の選択肢が大きく広がった現在、
日本酒は日本人にとって、どんなお酒なのでしょうか?
国税庁のサイトに「お酒に関する情報」という項目があり、
日本酒(清酒)はじめ、お酒のさまざまなデータが公開されています。
その中の「酒類販売(消費)数量の推移」を見ますと、
日本酒のお酒全体からのパーセンテージは、
昭和45年 31.2%
平成元年 15.7%
平成18年 7.7%
激減しているのがわかります。
もちろん日本酒よりアルコール度の弱いビール(発泡酒など)が、
量的に増えている影響はあります。
それにしても日本酒はお酒全体のたった7%しかないんです。
しかも消費数量を昭和45年と平成18年と比較してみますと、
平成18年の数量は、昭和45年の44.9%まで落ち込んでいます。
すでに日本酒は、
日本人が普通に飲むお酒ではなくなっているのかもしれません。
一週間に一度以上日本酒を飲む人は、
成人の10%もないというアンケート結果もあります。
日本酒は日本人にとって大切なものではなくなったのでしょうか?
しかし一方、
日本酒は日本人の主食であるお米を使ったお酒であるという一面があります。
もし日本酒がすべて純米酒になったら、
減反政策は必要がなくなるとも言われています。
日本酒を守ること、
日本酒の酒蔵を守ることは、
日本人の主食であるお米、田んぼ、農業、日本の自然の問題と
深く関わってきます。
日本酒のことを少しだけ考えてみませんか?